年度末になると保育園や幼稚園で作った作品を大量に持ち帰ってきますよね。
それどうしてますか?
可愛い我が子が作った作品ですから、なかなか捨てられないですよね。
成長を感じられる作品だとなおのこと・・・
でも毎年毎年、増え続ける作品たち。
うちの園の場合は1ヶ月に1作品は作るので絵が12枚以上+季節物の立体作品がいくつかあります。
これだけあると収納するのも困りますよね。
そこで、捨てるコツと残すコツをそれぞれ考えてみました。
たくさん持ち帰ってきた作品たちを上手に整理してみてくださいね。
こんな人に読んでほしい
- 園で子供が作ってきた作品や絵を捨てられずに困っている人
子供の作品を捨てられない理由
どうして子供の作品を捨てることができないのか理由を考えてみました。
- 子供が園で一生懸命に描いたものだから
- 子供の作品から成長を感じることができるから
- 思い出になるから
- 単純に物を捨てられない
自分の物だとガンガン捨てられるのですが、「子供の物」と思うと捨てる手が止まってしまいます。
小さかった頃は、クレヨンでぐるぐる描いただけのよくわからない絵ばっかりだったのが、今はちゃんと人間を描くようになって、しかも色分けもしてきれいに塗っている!
もとむぅ
作品の数々を見てジーンとしてしまいます。
親元を離れて、園での生活もちゃんとやっているんだなぁと自立の一コマを垣間見ることができます。
確かに思い出です。
可愛い子供の成長ですから。
でも、それって誰の思い出?
子供からしたら、その作品を作ったことすら覚えていないなんてこともあります。
子供が一生懸命に作った成長の証である作品を、大事な思い出として取っておきたいのは・・・
私たち親なんですよね。
大切な作品は取っておく、いらない作品は捨てるというのをクセつけておかないと、あっという間に増えていきます。
ではどんな基準で判断して捨てていけばいいのでしょうか。
子供の作品を捨てるコツ
子供の作品を捨てるコツからみてみましょう。
以前から溜まっている作品もあったら、この基準で処分してみてください。
- 似たようなテイストの絵は捨てる
- 明らかに先生の作品は捨てる
- 手形や足型を使った作品は年に1つにしておく
- 立体の作品は一定期間飾ったら処分
似たようなテイストの絵は捨てる
園から持って帰ってきたものの中に似たようなものってありますよね。
同じ題材のものを描いているとか、色の雰囲気も似ているとか。
そういうのがあったら厳選して捨てましょう。
1つあれば十分です。
それからお絵かきが好きな子だと普段の遊びの中で絵を描くこともありますよね。
スケッチブックや折り紙の裏、メモ帳などいろんなところに絵を描きます。
それも取っておいたらものすごい量になるので、いいものだけを残して捨てるといいですよ。
大体が同じような絵のことが多いので、私は写真に撮って全部捨ててます。
明らかに先生の作品は捨てる
子供がまだ未満児の頃によくあったのですが、上手に絵や作品を作ることができないので、先生の手が加わったものが多くありました。
「まだ上手に作れなかった」というのも思い出ですが、子供が全部描いたわけではないので捨てる対象です。
手形や足型を使った作品は年に1つにしておく
手形や足型はその時の大きさなので、もし複数あるようだったら年1つに絞って処分しましょう。
確かに足なんかは大きくなるのが早いですが、1年の間だったらそんなに誤差はないのではないでしょうか。
立体の作品は一定期間飾ったら処分
子供の作品で何が困るって、立体作品の保存方法ですよね。
季節ごとに、こいのぼりやお雛様、クリスマスの帽子、鬼のお面、作品展用の立体作品などなど。
可愛く作ってくれたから取っておきたい。でも場所を取るし、潰れてしまったら台無し・・・
どう保存するのか悩みます。
専用の段ボールを用意して保管する方法もあるかもしれませんが、そこに入れた作品、あとで見返しますか?
私の場合は、箱に入れたら溜まっていく一方で、その作品を出して鑑賞することはないと思います。
ですので、持ち帰ってきて一定期間飾って楽しんだら捨てるようにしています。
捨てるのはとっても心苦しいです。
捨ててしまったら、世界に1つだけの作品はもう帰ってきません。
捨てる前には、しっかり写真に撮っておくようにするといいですよ。
デジカメでもいいし、スマホでも綺麗に撮影できるものも多いです。
写真に残っているなら心置きなく捨てられます。
子供の作品を残すコツ
次に子供の作品を残すコツをみてみましょう。
捨てるコツと合わせると、残すべき作品がだいぶ限られてくるはずです。
- 子供にお気に入りを聞いてみる
- 作品展で展示したもの
- 美術展で受賞したもの
- 親の直感で子供の才能を感じるもの
子供にお気に入りを聞いてみる
親からしたら捨てる対象になっている絵でも、子供にとっては思い入れがあったり、お気に入りの作品であったりすることがあります。
4歳児くらいに聞くと
もとむぅ
娘
ってなりかねません。
処分する事実を伝えると「捨てちゃダメ!」って言われるのが目に見えているので難しいところです。
子供とうまい具合に相談しつつ、決められるようになるのが理想ですね。
作品展で展示したもの
園の作品展で飾られた作品は、先生もいいなと思って選んだ絵の可能性があります。
この年の代表作といってもいいくらいです。
1年の思い出になりますので、これは残しておきましょう。
ちなみに作品展用に作られた立体作品は捨てるコツでも触れたように写真に撮ってから処分しています。
美術展で受賞したもの
地域の美術展に出展する機会があるかもしれません。
その際に賞をもらった作品は賞状と一緒に残しましょう。
こういう作品は記念になりますので取っておいたほうがいいです。
作品と子供を一緒に写真で残しておくのもいいですね。
親の直感で子供の才能を感じるもの
親の好みもあるかもしれませんが、直感でこの絵いいなと思うものがあれば残しておきましょう。
あれもこれもになってしまうと枚数が多くなってしまうので1枚~2枚ほどがベストです。
作品を捨てるときの注意点
子供本人が捨てることを同意しているならいいのですが、そうでないパターンもあると思います。
自分が一生懸命に描いたり作ったりしたものが、ゴミのビニール袋の中に入っているところを見てしまったときには・・・
悲しいですよね。
傷つきますよね。
私はこっそり捨てたはずの作品がビニール袋の隙間からチラッと見えてしまい・・・
娘に、「一生懸命作ったのに、どうして捨てたの?!」と怒られました。
これは親子の信頼関係に関わります。
ですので、捨てるときは新聞紙やチラシなどに包んで、うっかりビニール袋の隙間から覗くことのないように対策してから処分しましょう。
そして園に行っているうちや、夜寝ている間にこっそり捨てるようにしてくださいね。
もとむぅ
残した子供の絵を保存するおすすめファイル
厳選して残した絵はファイルに入れて保存しています。
でも折り曲げて保存したくないんです。
ちゃんと平らな状態で保存してあげたかったので専用のファイルを用意しました。
大きい絵だと四つ切画用紙に描いたものもあるので、そのサイズに対応しているものがおすすめです。
四つ切サイズの画用紙を平らに保存するとなると、ファイル自体が結構な大きさになります。
ファイルとしてはちょっと重たいですが綺麗な状態で残すのなら、これくらいのしっかりした作りのもののほうがいいですよ。
これで思い出に残る作品たちの整理はバッチリです。
あとで見返したいとなったときも見やすいし、保存状態も良いままです。
まとめ
園からもらって帰ってきた作品の捨てるコツと残すコツをみてきました。
可愛い我が子の作ったり描いたりした作品は写真に撮った上で捨てるようにしたら、収納場所に困ることもなくなりました。
厳選して思い出の作品だけを残すようにルールを決めて判断していくと、あれこれ悩む必要がないのでスムーズに整理できます。
この基準を参考にして子供の作品を整理してみてくださいね。