引っ越しってお金がかかるイメージがありますよね。
単身引っ越しならまだしも家族全員の引っ越しとなると相当な費用がかかります。
できれば、なるべく安く済ませたいものです。
我が家は引っ越しする際に複数の業者から見積もりを取りました。
その中で業者の営業さんと交渉して、大手業者から50%引きで見積もりを出してもらうことに成功しました!
もともとの定価は11万円かかるところ、5万5千円で引っ越しを終わらせることができたのです。
すごくないですか?!
どうやったらそんなに値引きすることができたのか交渉術を紹介します。
ぜひあなたの引っ越しのときにも、安くできるように試してみてくださいね。
こんな人に読んでほしい
- 家族で引っ越しを控えていて、費用をできるだけ安く済ませたいと思っている人
引っ越し費用を安くするなら相見積もりは必須
引っ越しってどれくらい料金がかかるかわからないですよね。
移動する距離や荷物の量によってその金額は大きく変わってくるのですが、自分の家の場合はどうなのかは実際に業者から見積もりを出してもらわないことにはわかりません。
インターネットでもおおよその料金を見積もれるサイトもありますが、訪問してもらって荷物量を見てから見積もりを取るのが一番確実です。
同じ荷物を見てもらっても、それぞれの業者によって金額に大きな差が出ることがあります。
引っ越し先は同じなのですから、安くできるなら費用を抑えられるところにお願いしたいですよね。
ですので、引っ越しで見積もりを取るときには相見積もり(複数の業者から見積もりを取ること)が必須なのです。
相見積もりを取ることのメリット
複数業者から訪問してもらって見積もりを取ることによって、業者間の価格競争が生まれます。
どこの業者も自分のところで引っ越しをしてもらいたいと思っています。
お願いするほうとしても金額を安くしたい気持ちがあるので、業者側も最後の切り札は値段で勝負となります。
訪問してもらった際に「相見積もりで複数業者を検討する予定」というのを事前に伝えておけば、他にもライバルがいるんだということがわかります。
どこにもライバル業者がいなければ、競争する必要ないですからね。
一社独占だったら高い金額の見積もりを出されてしまう可能性もあります。
相見積もりを取ることのデメリット
複数の業者から来てもらうため1業者につき30分から1時間程度は時間が必要です。
そして荷物量を確認するために収納の中まで開けて見ていきます。
見知らぬ人にいきなり収納の中まで見られるのは主婦としては少し抵抗があります。
相見積もりの業者の数が多くなればなるほど、見られる数が増えることになってしまいます。
しかし、これも引っ越しを安くするための工程なので仕方ありません。
正しい見積もり額を出してもらうには必要なことです。
時間を確保して、収納の中もありのままを見てもらいましょう。
引っ越しの相見積もりを取るおすすめの方法
気になる業者のサイトにアクセスして申し込んでいく方法もありますが、それではあれこれ検討に時間がかかってしまい効率がよくありません。
相見積もりを取りたいなら、手っ取り早く一括見積もりサービスを利用しましょう。
簡単な情報を入力するだけで、住んでいるエリアで対応可能な引っ越し業者を勝手にピックアップしてくれます。
自分で探す必要がないのは助かりますね。
そしてこちらからアクションを起こさなくても、向こうから電話やメールをしてくれるのであとはスケジュールの調整だけすれば大丈夫です。
楽できるところは楽していきましょう。
おすすめの一括見積もりは引越し侍
我が家は引越し侍というところから一括見積もりサービスを利用しました。
申し込んでいきなり電話の嵐になってビックリしましたが、おかげで大手業者から地元の業者まで幅広く見積もりを取ることができました。
そして電話でオペレーターや営業さんが親切に対応してくれてスムーズなやり取りができました。
価格交渉で値段を下げつつも質のいい引っ越し業者を選ぶことができたので大満足です。
実際に訪問してもらって営業さんの人柄からその業者の雰囲気も感じ取ることができます。
何といっても直接交渉がその場でできるところが対面でのメリットですね。
見積もりに来てもらうスケジュールを組むのにもコツがありますので、次の交渉術のところで説明していきますね。
\無料で見積もりをお願いしてみる/
引越し侍の予約サービス
引っ越しの値段を下げる超簡単な交渉術を紹介
それではどうやったら値段を下げる交渉ができるのか紹介していきますね。
まずは引っ越しの費用を下げるためのコツは2点あります。
- 訪問してくる業者の順番が決め手になる
- 引っ越し業者の営業さんとの心理戦
では順番に見ていきましょう。
訪問してくる業者の順番が決め手になる
実際に私が試した方法を手順にしたものです。
そんなに難しいことではありませんので試してみてください!
STEP.1 住まいのエリアで引っ越し可能な業者を軽く調べておく
これは軽くでいいです。
ネットで調べてもいいし、親戚や友達にいい引っ越し業者がないか聞くのもいいですね。
そして、「この業者に頼んでみたいな~」というところがあったらピックアップしておきましょう。
近隣で安いと口コミが上がっている業者も探しておくといいですよ。
あとで訪問予約を取るときにポイントになってきます。
STEP.2 一括見積もりサービスを申し込む
一括見積もりサービスもいろいろありますが、おすすめは引越し侍です。
申し込みボタンを押した瞬間から我先にと怒涛のような電話が始まります。
次から次へとかかってきますが、落ち着いて電話番号をメモしていきましょう。
とりあえず同じ業者から何回も何回もかかってくるので、この段階では電話には出ません。
電話番号を控えたらGoogle検索でその番号がどこからかかってきているのか調べましょう。
フリーダイヤルからかかってくるものもあれば、近隣の支店からかかってくるものもあります。
GoogleやYahoo!の検索窓のところに電話番号を入力すると、どの業者からの電話なのかわかりますよ。
メモを取って調べるのは電話番号を見ただけではどの業者からかかってきているのかわからないからです。
予約を取る順番が重要ですので、相手がどの業者なのかわかった上で電話に出なければなりません。
まずは電話番号と業者名のリストを作るのが優先です。
STEP.3 1社目に安いと噂の業者の予約を取る
メモと照らし合わせながら電話に出ていきます。
(というかスマホに番号登録すれば良かったんだと、これを書きながら思い出しましたw)
もしSTEP1の段階で安いと評判の業者を見つけられていたら、その業者を一番初めの予約に入れましょう。
(一括見積もりサービスに対応している業者だったらいいのですが・・・)
安い業者を始めに持ってくると、次に来る業者もそれに合わせて安い金額で見積もりを出して置いていきます。
高い金額から始めるより、初めから安い金額で競争させたほうが交渉していくのも早いし楽です。
安い業者がどこだかわからない場合は本命の業者以外ならどこでも大丈夫です。
STEP.4 本命の業者は一番最後に予約を取る
相見積もりで価格競争させるために、3社から5社くらいは予約を取りましょう。
そのときに重要なのが本命の業者が最後になるように予約を入れることです。
本命の業者が訪問して来る頃には他社がどんな見積もり金額を提示しているのかが出揃っています。
数社分のデータがあるので、比較検討して値下げ交渉するための武器になります。
予約を取るときは大手のよく知っている引っ越し業者だけではなく、あまり名前を聞いたことがないところや、中小企業で地域密着でやっている会社も入れておくといいですよ。
大手ばかりだと、金額にそれほど大きな差が開かないためです。
これで相見積もりをするための業者が決まりましたね!
次はいよいよ値下げ交渉に入っていきますよ~!!
引っ越し業者の営業さんとの心理戦
業者さんが訪問してきても、数社のデータが揃うまで決めてはなりません。
交渉のカードが出揃うまで決断するのは待ちましょう。
相手は営業さんなので、話の進め方がうまいです。
「今日、即決してくれたら、この金額にできますよ」と、どの営業さんも言ってきます。
でも、それが決まり文句ですので即決を迫られても断りましょう。
断られるのは慣れている方たちですので、堂々と断って大丈夫です。
断り方に困ったら、
- 「夫(妻)に相談しないと決められません」
- 「他の業者も検討します」
と、言いましょう。
粘ってくると思いますが、変に期待を持たせると時間も長引いてしまうので、ハッキリと今日は決められないと言うと帰っていくはずです。
どの業者にも共通してする質問
もとむぅ
私は荷物量を見てもらったら、わからないフリをしてどの業者にも同じ質問をしてみました。
そこで出てくる金額が値引き前の元々の金額になりますので、比較検討するときの材料になります。
大手業者だとこれくらいかかって、安い業者だと定価でもこれくらいでできるのかと目安にもなります。
トーク以外で引っ越し代を安くするポイント
時期や時間帯によっても安くできる方法があります。
交渉するためのトークは必要ありませんので、ポイントを押さえておいてくださいね。
- 見積もり前に引っ越し先に持って行くもの、処分するものを決めておく
- 引っ越し繁忙期の3月末~4月上旬、9月末~10月上旬を避ける
- 1ヶ月以上前に日程を予約する(早期割がある場合も)
- 土日よりも平日で調整する
- 開始時刻を業者に合わせる
- 自分で荷造りするプランにする
業者が忙しい時期はどうしても高くなりがちです。
値引き交渉しても繁忙期のために値引きできないというケースもあります。
ですので、人気の時期や曜日、時間帯を避けることで安くなる可能性はありますよ!
本命の業者が来たら最後の切り札を使おう
本命の業者が来たら、一番安い見積もりを置いていった業者をたたき台にして交渉していきましょう。
他社の金額を提示してみて、本命の業者が赤字になってしまうというなら諦めるしかないのかもしれません。
でも交渉する余地はありますので言ってみましょう!
言うだけならタダです。
我が家は一番安い見積もりが55,000円でした。
ですので、とぼけたフリして
もとむぅ
って冗談半分で言ってみました。
さすがに5万切ったら赤字だと言われましたが、最終的には補償料1,000円と洗濯機設置料5,000円の計6,000円分込みで55,000円になったのです!
ですので、引っ越し作業代は49,000円ということになります。
「5万切ったらいいな」と言ったら引っ越し作業代は5万円以内になりました!
一番安かった業者は55,000円が引っ越し作業代で、そこへプラスして補償代などが必要になるということでした。
ということで、一番安い見積もりを出した業者よりも安く引っ越しができるところで決着がつきました。
この言い方の他にも「〇〇円で即決します!」と具体的な金額を言ってしまうのも方法の1つですので覚えておいてくださいね。
希望の金額があれば言ってみましょう。
引っ越し代は安くできる!価格交渉しないのは損!
今回、引っ越しの相見積もりをしてみて、引っ越し代金の相場はあってないようなものだと思いました。
値引きができる余地は十分にあります。
ただ中には
- 料金を値引きするのが恥ずかしくて切り出せない
- 値引きできると思っていなかった
- これが妥当な金額だろうと思った
- 面倒だから交渉しない
という人もいるようです。
とてももったいないです!!
値引き交渉を切り出していたら、もっと安くなる可能性はあったはずです。
安く引っ越しするために、少し勇気を出して言ってみてくださいね。
もとむぅ
まとめ
訪問見積もりで業者を呼ぶ順番と、交渉するときの切り札トークを知っているかどうかで引っ越し代金は大きく変わってきます。
ちょっとしたコツだけで引っ越し代を大幅に安くできるので、ぜひ試してみてください!
いい引っ越し業者さんと巡り合えるといいですね。
\無料で見積もりをお願いしてみる/
引越し侍の予約サービス
A子さん
もとむぅ
引越し侍は電話の数が多いですが営業さんと直接交渉できるので、スムーズなやり取りができて、その場で大幅値引きをしてもらうことも可能です。
でも電話でやり取りするのも、営業さんが訪問してきてやり取りするのもちょっと苦手だな・・・という人は、電話攻撃がまったくなく、業者とのやりとりも必要最低限で済む引越しラクっとNAVIがおすすめです。
面倒なやり取りをしたくない人は登録してみてくださいね。