約1ヶ月に渡る基礎工事期間。
天気がいつもいいとは限りません。
我が家の基礎工事も雨や台風に見舞われることが多く、「これ大丈夫?」と心配になることがありました。
基礎工事中に雨が降っても大丈夫なのか、水たまりができても大丈夫なのか調べてみました。
こんな人に読んでほしい
- 基礎工事中に雨が降ってしまい、水たまりができて心配な人
この記事から得られる情報
- 基礎工事中はコンクリートに雨が当たっても大丈夫
基礎工事中に雨に降られる我が家
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床ベース部分にコンクリートが打設された後の写真。
一応ビニールはかけてありますが、雨が溜まってプールみたいになっています。
しかも真ん中らへんでビニールが切れて鉄筋が見えてますけど・・・
もとむぅ
これは型枠もばらされて土台据え間近の時。
部屋全体が水たまりではありませんか・・・!!
あっちもこっちも水たまりだらけになっていました。
もとむぅ
とにかく心配ですよね。
家の土台となる基礎が濡れたら強度が落ちるのではないかと私も思いました。
しかし、コンクリートは濡れたらダメというのは完全なる思い込みでした!
基礎工事中に雨が降ってもいい時、だめな時
それでは基礎工事中に雨が降ってもいいパターンと、ダメなパターンがありますので調べてみました。
基礎工事中に雨が降ってもいい時
- コンクリートを流す前
- コンクリートを流して数時間後に雨が降ったとき
- コンクリートを流して数日後に雨が降って水たまりになっているとき
この3つの場合はコンクリートに雨が当たっても大丈夫です。
夏場の暑い時期はコンクリートの急激な乾燥を防ぐために、あえて水をかけることもあります。
乾燥しすぎると最悪ヒビ割れを起こしてしまう可能性もあって、それこそ強度に問題が出てしまいます。
ですので、これらのパターンで雨が降って濡れてしまったとしても基礎の強度には影響しませんので安心してくださいね。
コンクリートは「乾いたから固まる」ではなく、水分との化学反応があってしっかり固まるようになっています。
そのため、ある程度の湿気や水分はコンクリートにとっては必要なものなのです。
そう考えると基礎工事中に雨が降ったとしても、余計に心配になる必要はありませんね。
基礎工事中に雨が降ってだめな時
- コンクリートを流しているときに突然の大雨
- 土間コンクリートを仕上げているとき
コンクリートを流しているまさにその瞬間に雨が降ってきた場合、コンクリート内の水分量が変わってしまうため、あまりよくありません。
小雨くらいだったら問題ないですが、いきなりゲリラ豪雨のような大雨が降ってきた場合は一時中断の判断になる可能性が高いです。
といっても天気ばかりは完全な予測は不可能ですので、何とも言えないですよね。
現場にいるのは工事のプロの方だし、その辺りは経験豊富なはずです。
信頼して任せましょう。
土間コンクリートの仕上げをしているときの雨は、水の跡がついて仕上がりに影響が出てくるためです。
コンクリートの表面が丸いポツポツだらけになったらキレイに仕上がらないです。
我が家も土間コンクリートは天気の良い日に工事が入りましたよ。
我が家の基礎工事を振り返ってみると
確かに何日も雨に降られたのは事実です。
でも湿気や水分がある程度、コンクリートには必要と考えれば雨が降って良かったなと思います。
そういえば、地盤工事でソイルセメントを流していたときもバンバン水が撒かれていました。
それもコンクリートのために水をかけていたとわかれば納得です!
ということは、養生されているビニールが切れて中に雨が入り込んでしまったとしても問題ない!
基礎工事が完了する直前に基礎の中に水たまりが多数できあがっていたとしても問題ない!ということになりますね。
一条工務店の我が家の場合はさすがに台風接近中のときは工事がありませんでした。
天気予報が完全に雨の日も工事は延期されたように記憶しています。
一条工務店の監督さんのほうでも天気予報を見た上で工事を進めていましたので、安心してお任せして大丈夫ですよ。
まとめ
実際のところ、コンクリートが本当に完全に固まって強度が出るまでには28日くらいかかるようです。
その間、一切雨が降らないなんてことのほうがまれです。
基礎工事のときの雨は恵みの雨だったのですね!
コンクリートを流すときに大雨が降っていない限り、そんなに心配する必要はないことがわかりました。
あなたの家づくり応援しています。