一条工務店で着手承諾。注意点はある?

工事着手承諾の注意点

いよいよ着手承諾の手続きまでやってきましたね。

長い打ち合わせ、お疲れ様でした。

間取りや設備、オプション関係など自分の思い通りになりましたか?

ちょっと不安に感じている点や気になっている点が1つでもあれば、ちょっと立ち止まったほうがいいかもしれません。

こんな人に読んでほしい

  • 着手承諾手続き目前の人

この記事から得られる情報

  • 着手承諾は工事をスタートさせる手続き。後には戻れない
  • 着手承諾後の変更は多額の追加費用が発生する
  • 着手承諾前に全体の見直しをもう一度しよう

 

一条工務店の着手承諾手続きって何?

正式名称は「工事着手承諾」です。

その名の通り、この図面通りに工事を始めますがよろしいですか?という手続きです。

今まで仮契約・本契約と手続きを踏んできましたが、手続きの中で一番大事になってくるのが、この着手承諾手続きです。

着手承諾の書面を交わすことによって、工事計画に合わせて部材の確保が始まります。

つまり、この手続きによって工事がスタートしていくのですね。

同時に申請関係の手続きも進んでいくことになります。

 

着手承諾するには実印が必要になります。

まだお持ちでない人は事前に作っておきましょう。

 

一条工務店の着手承諾後に間取り変更はできる?

間取りやオプション変更はしないつもりで着手承諾書にハンコを押しましょう。

なぜなら、着手承諾するとあなたの家の外壁や収納、キッチンなど、家に関わること全てが工場へ発注がかかるからです。

自由設計のできる一条工務店ですから、あなたの考えた間取り通りに様々なものが造られていくんですね。

他の人の家では使いまわしできません。

もしもお風呂の広さを変更したくなったとしても、ただ広さを変えればいいというだけでなく、建物の構造上それで大丈夫かどうかの検討からやり直す必要がでてきます。

コンセント1つ追加したくなっても、電気図面をまた作り直さなければなりません。

着手承諾は工事のスタートをする手続きですので、途中で変更となれば部材を作っている工場へストップをかけ、設計士さんに検討し直してもらい・・・といろんな人への手間が発生します。

そのため着手承諾後に間取り変更をすると追加費用が発生します。

それもかなりの金額に膨れ上がるようです。

ということで、間取り変更はできるか、できないかで言うと「できる」けれど、金銭面の負担が大きくなることを覚悟した上で変更してくださいね。

工事がストップすれば、工事の予定計画もズレてきますので、引き渡しまでの日付が延びてしまう可能性もありますので注意が必要です。

 

気になることがあるなら着手承諾は延期しよう

最終仕様確認を終えて、あとは着手承諾を残すのみ。

でも何か気になってモヤモヤするところがある・・・

そんなあなたは着手承諾を延期しましょう。

営業さんはせかして手続きを進めようとするかもしれません。

でもずっと住み続けるのはあなたと家族たちです。

ちょっとしたところでも、着手承諾前ならまだ間に合います!!

納得ができていないなら、着手承諾するのは早いです!!

すでに部材確保や工事が始まってしまってからでは手遅れになります。

戻るなら今!このタイミングまでです。

どんな小さなことでもモヤモヤしたままにせず、解消しておきましょう。

我が家も着手承諾前に1回打ち合わせを増やしました

もちろん最終仕様確認は済んでいます。

でも、どうしてもシューズボックスの上に配置されたコンセントが気になったのです。

たったそれだけですが、1か所消してもらいました。

 

着手承諾する前に全体の見直しをしておこう

最終仕様確認の打ち合わせもあるのですが、自分でも一度は全体の見直しをしておくことをおススメします。

自宅で落ち着いて図面を見れる時がいいです。

最終確認で確認することが多すぎて、無意識のうちに「はい」と言ってしまっている可能性もあります。

私も着手承諾前に本当に大丈夫だろうか?と思い振り返ったら、訂正する箇所が見つかったので間に合って良かったです。

 

着手承諾後は図面を見ちゃダメ!

着手承諾の手続きそのものは1時間くらいですぐ終わるものです。

たくさん説明を聞いてハンコを押して終わりです。

その後は地鎮祭があるまで2か月くらい時間が空きます。長かった打ち合わせも、もうこれで終わりです。

後日、暇になったからといって、図面をパラパラめくっていると「何でここ、こうなってるの?!」なんて思うことも出てくるかもしれません。

そうなってしまっては、もう着手承諾後ですので取り返しがつきません。

着手承諾したら、図面を見るのは我慢しましょう。

すでに着手承諾前に見直しはされているはずですので、振り返る必要はないかと思いますが、見ないのが一番です。

 

一条工務店の着手承諾手続きの注意点まとめ

手続きとしては一番重要な意味を持つ工事着手承諾。

少しでも心残りがあるようなら余計な費用を発生させないために、着手承諾前に変更をかけましょう。

この手続きで、いよいよあなたの家づくりが現実のものになっていくのですから、悔いのない状態で書面にハンコを押してきてくださいね。

これから始まる工事が楽しみですね。

あなたの家づくり応援しています!!